「自立はしたい、でも少しの支えもほしい」“自立×支援”の暮らしがシニアの主流に
シニア世代の住まい選びは、いま大きく変化している
一昔前までは「介護付き」か「完全自立型」かの二択でしたが、今はその中間、“自立×支援”のバランスを求める人が主流に。
コスモヘルス株式会社が実施した意識調査では、シニアの9割が「自立を維持したい」と回答しています。一方で、将来に備えて「必要なときだけサポートを受けたい」という声も増加中。
この記事では、最新データから見えてきたシニアの暮らしの理想像を、「安全」「経済性」「支援」の3つの視点から解説します。
1. 安全性への不安がトップに
調査では、住まいへの不満として最も多かったのが「火災や地震があったら耐えられるか不安」(36.7%)。
次いで「防犯面が心配」(32.4%)が挙げられました。
災害や犯罪への不安は、シニア世代の暮らしの安心感を左右する大きな要素です。
そのため、耐震構造やオートロック、防犯カメラ、安否確認サービスなど、安全面を重視した設備の充実が、住まい選びの判断基準となっているようです。
2. “自立した暮らし+必要時の支援”が理想
現在「介護や支援は必要ない」と答えた人は90.6%。
しかし、将来を見据えると、「必要なときにサポートがある暮らしを希望」(39.4%)と「自立中心」(38.4%)がほぼ同水準になりました。
つまり多くの人が、“今は自立、将来は支援”というハイブリッドな暮らし方を理想としているのです。
3. 月10万円以内が理想、費用への不安が課題に
将来の住み替えにあたって「月10万円未満なら負担できる」と答えた人が56.9%。
一方で、「費用負担の大きさが不安」と答えた人は65.3%に上りました。
多くのシニアが「安心できる住まいはほしいが、無理のない範囲で暮らしたい」と考えています。
費用面と安心面のバランスをどう取るかが、住まい選びの大きなテーマになっているようです。
4. 求められるのは「安全・健康・安心サポート」
サービス面で関心が高かったのは、
「緊急時の対応(55.7%)」「食事の提供・栄養管理(51.3%)」「見守り・安否確認(37.4%)」など。
突然の体調変化や災害時に備えた緊急通報体制、健康維持のための食事支援など、“自立しながら安心して暮らせる”仕組みが求められています。
これからの住まいは「自立×支援」のバランスが鍵
今回の調査から見えてきたのは、今のシニアが求めているのは「自立を維持しながら、必要な時だけ支援を受ける」という新しい暮らし方です。
こうした考え方に合う住まいが、見守りや食事提供といった支援を備えたシニア向け賃貸住宅といえます。
・安全性・防犯性を重視した設計
・緊急対応や見守りなどの安心
・ライフステージに応じて柔軟に住み替え可能
今の暮らしにも将来にも寄り添う選択肢があり、まさにこの理想を形にした住まいといえます。
入居時の初期費用を抑えられるうえ、必要に応じて住み替えも可能。年金生活でも無理なく暮らしを続けやすい、現実的な住まいの選択肢といえるでしょう。
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【出典】コスモヘルス株式会社「シニア向け住宅と介護サービスへの意識調査
https://cosmolab.jp/report/housing_for_seniors_2508/
(シニア賃貸60+編集部 松尾)
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