ペット共生賃貸とは?「ペット可」「ペット相談」との違いを解説
ペットと安心して暮らせる住まいを探しているシニアが増えています。散歩が日課になり、生活リズムが整い、心の癒しにもなるペットとの暮らしは、60代以降のライフスタイルに大きなメリットがあります。
しかし「ペット可」といっても物件によって条件はさまざま。さらに、シニアの単身世帯では“もし急に入院したらどうする?”という点も重要です。
この記事では、「ペット可」「ペット相談」「ペット共生型」 の違いをわかりやすく比較しながら、ペットと安心して暮らすための住まい選びのポイントをご紹介します。
ペットと安心して暮らすために知っておきたい賃貸の選び方
ひと昔前までは、ペットが飼える物件が少なかったため、ペットを連れて引っ越しをする方は選択肢も少なく物件探しに苦労されていました。
最近では、都内を中心にペット可やペット相談の賃貸物件が増えてきたといえ、まだ全体の2割にも満たないのが現状です。
かといって、こっそりお部屋でペットを飼う人もいらっしゃいますが、トラブルの種になったり、退出時にペットを飼っていたのがバレて修復費用を請求されたりするケースも多数あります。
ペットを堂々と飼うためには、やはりペットを飼うことが許された賃貸を探すことをおすすめします。
ペットが飼える賃貸というと、「ペット可」「ペット相談」が一般的ですが、近年では、「ペット共生型賃貸住宅」なる賃貸も登場し、愛犬家・愛猫家が賃貸住宅でも快適に暮らすことができるようになりました。
「ペット共生型」という言葉、ちょっと聞きなれない言葉ですよね。具体的にはどのような設備が整っている賃貸なのでしょう。
では、実際に「ペット可」「ペット相談」「ペット共生型」にはどんな違いがあるのでしょうか。
「ペット可」「ペット相談」「ペット共生型」の違いを比較
| 区分 | ペット可 | ペット相談 | ペット共生型 |
|---|---|---|---|
| ペットの飼育 | 条件付きで飼育可 | 相談内容によって判断 | ペットと暮らす前提の賃貸 |
| 飼育できるペット | 小型犬1匹または猫1匹 | 性格や飼育環境により判断 | 大型犬・複数匹も相談可 |
| 専用設備 | 基本的になし | 基本的になし | ドッグラン・足洗い場・猫ステップなど |
| 入居審査 | 通常の審査のみ | ペットの性格確認あり | ペット審査あり・時間がかかることも |
| 家賃の目安 | 一般賃貸と同等〜やや高め | 一般賃貸に近い | 設備の分やや高め |
| 向いている人 | まずはペットを飼いたい人 | 相談しながら決めたい人 | 安心設備で暮らしたいシニア |
上の比較表を見ると、「ペット可」「ペット相談」「ペット共生型」では、設備や飼育条件、審査の内容に大きな違いがあることが分かります。ここからは、それぞれの特徴を具体的に見ていきましょう。
ペット共生型賃貸の特徴

ペット共生とは、その言葉通り“ペットと共に生きてゆく”という意味ですが、単にペットがいることを許可する「ペット可」の物件とは違い、ペットも飼い主も満足できる様々な設備が整っています。
また、設備だけではなくドックランなどの共有施設を介して、入居者同士のコミュニティが生まれることも特徴といえます。
ドッグランやペット足洗い場、グルーミングルーム、リードフックなどを利用することができます。
室内では、飛出し防止扉、くぐり戸、ペット専用棚、猫ちゃんが遊べる猫ステップなど
(※物件により設備は異なります)。
さらに、集合住宅のルールを明確化しているため、近隣や住人同士とのトラブルを未然に防ぐ対応のできているので安心。
ペット共生型賃貸住宅は、ペットにも飼い主にとっても嬉しいメリットがたくさんありますが、ペットの審査があるため、通常の賃貸契約より時間がかかるケースがあります。また、ペットによっては審査を通らない可能性もあります。
ペット共生型賃貸住宅のメリットとデメリット
メリット
・ペットを飼う入居者が多数いる
・ペットのための専用設備が充実
・大型犬や複数飼育も相談によっては可能
・住宅のルールがきちんと整備されている
・トラブル時も専門スタッフが相談や対応に応じてくれる
デメリット
・都心部に物件が少ない
・入居審査時にペットの審査も受ける必要がある
・施設充実の分、家賃は一般賃貸より少し高め
ペット可・ペット相談の賃貸の場合の特徴
いくら「ペット可」といっても、どのようなペットでもOKなわけではなく、家主さんの意向などもあり、物件によって少しずつ「可」の範囲が違います。
ほとんどの物件は小型犬1匹、もしくは猫1匹のどちらか1匹のみと限定されている場合が多いです。
ペット相談の賃貸住宅の場合は、ペット可とまで断言できないけれど、まずは相談に乗ります。ペットの性質や飼い主の飼育環境などを総合判断してから、飼うことを許可する場合もあるということです。
よって、性質が大人しいとか、人に迷惑をかけないことが大前提となります。
ペット可・ペット相談賃貸住宅のメリットとデメリット
メリット
・物件が豊富にあり、特に都心部は物件数が多い
・ペット審査が無く入りやすい
デメリット
・ドックランなどのペット専用設備がない
・ほとんどの物件は小型犬1匹か猫1匹のみと限定されている
・ペットに関するルールが定まっていない、また、他の入居者とトラブルになることも
・現状回復時に費用でトラブルが起きることもある
以上のような内容からも、ペット共生型住宅とペット可では賃貸を提供する貸主の意識にも大きな違いがあることがわかります。
それぞれの予算や立地、生活スタイルなど、そして、ペットとの生活の中でご自分が何を重視したいのかをよく考えて“ペットとの住まい選び”をご検討ください。
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▶ 高齢者がペットを飼うときに|知っておくべき飼育法と困ったときの対処法
(グッドライフシニア編集部 松尾)
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