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「もうひとりでは限界かも…」82歳女性が戸建てを手放し妹のそばで新生活!

2025.10.11

千葉県の住宅街にある築38年、4LDKの戸建て。そこで一人暮らしをしていたBさん(74歳)。住み慣れは家が年と共に「暮らしにくい場所」に…そんな彼女の決断は?お話を伺いました。

広すぎる家、増える不安

「主人が亡くなってから、この家がやけに広く感じるように…」。

長年暮らした家には思い出もありますが、年を重ねるごとに、住み慣れたはずの家が「暮らしにくい場所」に変わっていったとBさんはいいます。

「階段の昇り降りがつらくなり、1階の和室で寝起きする日が数年続いて、2階はすっかり物置のような状態に…」。

築38年を超える家はあちこちに修繕が必要な箇所も増え、Bさんには管理も重荷になっていました。

「地震や大雨のたびに雨漏りしないか心配だし、給湯器やエアコンが壊れた時も、業者を探して見積もりをとるのも、夫が亡くなてからは一苦労」。

一人息子は電車で1時間ほどのところに住んでいるものの、すでに家庭を持ち、孫も高校生。お正月以外はなかなか会うこともなく、気軽に頼れる関係ではありません。

「子どもに迷惑はかけたくない。けど、正直もう限界かもしれない……」。そんな想いを抱えていたとき、ある“きっかけ”が訪れました。

妹との再会、そして「理想の暮らし」への気づき

Bさんには、都内でマンション暮らしをしている妹がいて、彼女は悠々自適な一人暮らしをしています。

「お互いに独り身のため、一緒に旅行に出かけたりお互いの家を行き来したりと、会う機会も増えていました」。

妹さんには近くに住んでいる娘、Bさんの姪がいて、3歳と1歳になる孫もいます。娘のいないBさんは、姪の家族との交流も楽しく、頻繁に妹さんや姪を訪ねるようになりました。

「妹のマンションに泊まると、段差もないし、エレベーターもあるし、とても快適なんです。掃除もしやすくて、買い物もすぐ近く。正直、うらやましく感じていました」。

そして、Bさんは自宅の売却を検討し、妹の住むエリアで賃貸マンションを探し始めました。

家は半年くらいかけて売却しました。都心へのアクセスも良く、駅からも近かったので、購入時よりかなり高い値段で買い手が付き、経費を差し引いても手元に3000万ほど残りました。ご主人の退職金や預貯金、毎月の年金も合わせると、家賃を払ってもお金の心配はありません。

新しい暮らし、そして再び感じた“人とのつながり”

現在Bさんは、妹の住まいから一駅隣にあるシニア向けの賃貸マンションで暮らしています。管理人が常駐しており、セキュリティも行き届いた安心できる環境です。

「妹と会う回数も自然と増えましたし、今では一緒に料理したり、近くの公園を散歩したりするのが日課になりました。何より安心だったのは、何かあってもすぐに妹や姪が駆けつけてくれる距離にいられること。この歳になると、家族が“近くにいる”ってことが、本当に大きな安心になるんです」。

長年住み慣れた家を手放すことには葛藤もありましたが、「住み替えてよかった」と今は笑顔で語ります。


「住み替え」のきっかけは人それぞれ。Bさんのように家族のそばで安心して暮らしたいと願う人もいます。長年住み慣れた家を離れるのは勇気のいる決断ですが、「暮らしやすさ」と「家族との距離」を優先した住み替えは、シニア世代にとって大きな安心につながります。

新しい一歩を踏み出した方々の「生の声」をご紹介しています。ぜひ、あなたの住まい選びの参考にしてください。
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※本記事は、Bさんに取材した内容をもとに再構成しています。

(取材・文:ライター 松尾まみ)   


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