【入居者の声③】孫のそばで楽しく暮らす!親の住み替えで家族に笑顔が増えた
サ高住・高齢者向け賃貸のご入居者様、またはご家族の方から頂いた「サ高住や高齢者向け賃貸に入居した理由、良かったこと」など生の声を集めました。ぜひご参考になさってください。
都内のサ高住にお住まい
秋田県出身 K様(68歳・男性、60歳・女性)の娘さんの声
入居する前の生活状況や抱えていた不安は?
私の両親は秋田で暮らしていましたが、まだまだ二人とも元気いっぱいです。介護の心配など先の話だとは思いますが、昨年から東京の高齢者向け賃貸に入居しています。
母は長年専業主婦として家庭を支え、父は65歳で定年退職後、年金と貯蓄で生活しています。私は都内で夫と3歳と1歳の娘の4人暮らしです。
一番の悩みは、秋田から東京まで新幹線で3時間以上かかる距離にいる両親に何かあっても、すぐに駆けつけられないことでした。特に秋田の冬は雪が多く、父が一人で屋根の雪おろしをしているのではないか、凍結した道で転倒したらどうしようと、毎年雪の季節になると心配で眠れない夜もありました。
また、母の急な体調変化に父だけでは対応しきれないのではないか、地方特有の近所づきあいも薄くなってきており、両親が孤立してしまうのではないかという不安も日々募っていました。
一人娘として、小さい頃からたくさんの愛情を注いでくれた両親。距離の問題で十分な恩返しができないもどかしさを常に感じていました。
シニア向け賃貸に決めた理由や経緯は?
母とは数日おきに連絡を取り合っていましたが、「お父さんは長男ではないのでお墓の管理もないし、この家を処分して、残りの人生はあなたたちの近くで過ごしたい」とよく話していました。
独身時代は保育士をしていて子ども大好きな母ですから、可愛い盛りの孫になかなか会えないことを、とても寂しがっていました。母の「孫の成長を間近で見守りたい」という強い希望もあり、私自身も育児の負担軽減への期待がありました。
家族で話し合った結果、夫も「おじいちゃん、おばあちゃんがいれば子どもたちも喜ぶし、みんなでサポートし合えるね」と賛成してくれたので、思い切って両親に東京へ来てもらうことにしました。
物件選びでは、我が家から電車で15分以内の立地で、バリアフリー対応で広めの1LDKを重視しました。また、見守りサービスが付いていることと、年金収入でも入居審査が通ることが条件でした。
父は定年退職しており収入面で不安がありましたが、高齢者向けの賃貸であれば年金や預貯金額で評価してくれることを知り、安心して入居できることが決め手となりました。
月額費用は家賃と管理費・見守りサービス費込みで22万円、初期費用は敷金・仲介手数料等で約90万円でした。秋田の実家は売却せず知人に貸し出すことにして、月5万円の家賃収入も得られています。我が家の近くに「シニア向け賃貸」の存在を知ったことも大きなきっかけです。
入居して良かったこと
高齢者向けの賃貸は、年金や預貯金額で評価してくれるため、無職の父でもすんなり入居することができたのが良かったです。
入居した賃貸はバリアフリーで段差もなく、コンパクトにまとまっていて「掃除も楽で快適で暮らしやすい」と両親も気に入っています。24時間体制の見守りや安否確認のサービスがあることも、家族としては本当に安心です。万一のときは私たちにすぐ連絡が入る仕組みがあるので、離れているときも不安がありません。
私も子供を母に預けて美容院に行ったり、友人とランチに出かける余裕もでき、育児に追われていた時より心にゆとりができました。育児のストレスが大幅に軽減され、両親の新しい生活の充実ぶりを直接確認できる安心感も得られています。
生活の変化や楽しみはありますか?
おじいちゃん・おばあちゃんが近くに住んで、たくさん遊んでもらえるので娘たちは大喜び。孫の成長を間近で見守れるのが何より嬉しいと両親も話しています。週3回は我が家で夕食を一緒に取り、休日は公園や動物園に出かけるのが日課になりました。
環境が変わることへの戸惑いを心配していましたが、「東京は便利で刺激もあって面白い」と父は街歩きを楽しみ、母は近所の地域交流イベントに参加して、新しい友人もできました。両親が新しい暮らしにすっかり馴染み、日々を楽しんでいる様子を嬉しく思います。
両親のサポートがあることで、娘も習い事や新しいお友達との交流の場を広げることができそうです。また、私も久しぶりにパートで職場復帰を検討しています。両親の健康管理をより身近でサポートできるようになり、私の社会復帰で家計にもゆとりが生まれそうです。家族みんなで旅行に行く計画も立てているところです。
住み替えは大きな決断でしたが、「家族が近くにいる安心感」は何物にも代えがたいものだと実感しています。最初は父の年金収入だけで月22万円の家賃を払い続けられるのか、初期費用の90万円をどう工面するかなど、お金の心配が尽きませんでした。
でも、秋田の実家を貸し出すことで月5万円の収入が得られることや、都内なら車が不要で維持費が浮くこと、病院や買い物も便利で交通費が抑えられることなど、トータルで考えると思っていたより負担は軽くなりました。
また、住民票や年金の住所変更、秋田のかかりつけ医から東京の病院への転院手続きなど、やるべきことの多さにも正直不安を感じていましたが、必要な書類のリストを作って一つずつ進めていけば、思っているほど複雑ではありませんでした。
以上、秋田県から転居のK様の娘さんから届いた「入居者の声」のご紹介でした!
(※画像はイメージです)
「親孝行したい。でも、遠方でなかなか会えない…」
誰もが抱えるそんな悩みを解決し、家族みんなが笑顔になったK様ご家族。
シニア向け賃貸物件では、親子の距離やお金の心配、介護の不安など、多様な悩みに応える暮らし方を提供しています。他の方の「賃貸を選んだ理由」を参考に、あなたにぴったりの住まい探しのヒントを見つけましょう。
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(シニア賃貸60+ 編集部)