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【入居者の声②】実家を売却しサ高住へ!父の決断に娘も安心

サ高住・高齢者向け賃貸のご入居者様、またはご家族の方から頂いた「サ高住や高齢者向け賃貸に入居した理由、良かったこと」など生の声を集めました。ぜひご参考になさってください。

神奈川のサ高住にお住まい
神奈川県出身 N様(81歳・男性)娘さんからの声

物件に入居する前の生活状況や抱えていた不安は?

母を亡くした後、一軒家にひとり暮らしを続けていた父。娘の私が週に2日ほど車で40分ほどの実家に通い、掃除や洗濯、買い物をしていました。
2人目の子供がまだ2歳と小さかったため、パート勤務と育児をしながら実家を訪れるのは、けっこう私の負担になっていました。

私の負担が増えていくのを見て、父も「この家に住み続けられるだろうか…」と漠然とした不安を抱えていたようです。私自身も、父をひとりにしている時間が心配で、心身ともに限界を感じていました。

父は「思い出の家を手放すこと」に強い抵抗感がありました。しかし、父の健康状態やこの先何かあったときに父一人では、そして私たち家族の力だけではどうしようもできなくなってしまうのではないかという、将来への心配も抱えており、売却を決断するまでに何度も話し合いを重ねました。

サ高住・高齢者向け賃貸に決めた理由や経緯は?

私は夫の両親と同居をしており、妹は遠方に住んでいるため2人とも父とは同居できません。父が安心して暮らすためにはバリアフリーが必要ですが、費用がかかるため難しい状況でした。

そうはいっても、実家を売る決断は、やはり父にとって簡単なことではありませんでした。「思い出の家を売ってまで…」と寂しそうにしているのを見て、私も心が痛みました。

売却手続きも想像以上に大変でした。パートの休みをやりくりして平日の昼間に銀行や不動産会社に何度も足を運んだり、土日も内覧の立ち会いでスケジュールが埋まってしまったり。一番大変だったのは、思い出の詰まった家具や品々を整理するたびに父が寂しそうな顔をするのを見ることでした。

しかし、売却のタイミングは良かったと思っています。父が元気なうちに手続きを進められたからスムーズでしたが、もし今後、判断能力が低下していたら、手続きが複雑になったり、最悪の場合売却が難しくなったりすると聞きました。

幸いにも実家は築35年でしたが、駅徒歩8分の好立地だったため、不動産会社の査定額は2,800万円でした。最終的には2,650万円で売却でき、その資金で父の新しい住まいを探せる目処が立ったことが、大きなきっかけになりました。

「老人ホームなんぞには入りたくない」と頑なに拒否をしていた父ですが、血圧も高く体が心配でした。ちょうどサービス付き高齢者向け住宅が私の家の近くにあるのを立て看板で知り、本人は嫌がっていたのですが「ランチを食べに行こう」と誘ってお食事見学会に半ば強引に連れて行きました。

入居して良かったこと

入居してみてまず驚いたのは、明るく活気のある雰囲気と、元気な入居者さんが多いことでした。父が抱いていた「老人ホーム」のイメージとはまるで違い、普通のマンションに暮らすような感覚で生活できると感じたようです。父も抵抗感が和らぎ、「嫌だったら辞める」という約束のもと、入居への一歩を踏み出すことができました。

また、毎日の食事の心配がなくなったことも、私たち家族にとって大きな安心材料です。栄養バランスの取れた食事が食堂で提供されるため、父の健康管理の面でも非常に助かっています。料理の負担が減り、父自身も気持ちにゆとりができたようです。

必ずしも毎日施設の食事を取る必要はなく、部屋にはキッチンがあるので、体調や気分に合わせて自炊も楽しんでいます。この柔軟性は、予算管理の面でも助かります。

見学時に感じた施設の開放感と、ここなら安心して任せられるという感覚が、私たちにとって大きな収穫でした。

何より安心できたのは、費用面での余裕です。サ高住の契約金は約80万円、賃料は管理費込みで約17万円です。食事は別料金で毎日2食利用すると月約5万円になります。つまり、住居費と食費を合わせて月22万円程度です。

売却資金から契約金80万円を差し引いても2,570万円残ったため、父の厚生年金月16万円と合わせると、実質的な持ち出しは月6万円程度です。これだけ余裕があると医療費や介護度が上がった時の追加費用も心配せずに済みます。

また、売却時には、固定資産税の精算や譲渡所得税についても不動産会社から説明を受けました。幸い居住用財産の特別控除(3,000万円控除)があったため、税金の心配はありませんでした。

「お金の心配をしなくていい」という安心感が、父の表情を明るくしていると感じています。売却して本当に良かったと思います。

生活の変化や楽しみはありますか?

初めの1ヶ月くらいは不安なせいか、よく電話がかかってきましたが、今ではすっかり慣れて、入居者の方々と趣味の交流を楽しんでいるようです。特に、将棋のサークルに参加したり、共有スペースで他の入居者さんとおしゃべりしたりと、自宅にいた頃よりも活動的になりました。食事もおいしいし快適と本人も喜んでいます。

経済的な余裕が心の余裕にもつながり、父も「安心して毎日を楽しめている」と話しています。趣味や交流の場に積極的に参加できているのも、お金の心配がなくなったからだと思います。

以上、神奈川県から転居のN様の娘さんから届いた「入居者の声」のご紹介でした!
(※画像はイメージです)


「思い出の家」と「将来の安心」。どちらを取るべきか迷っていませんか?
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(シニア賃貸60+ 編集部)


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