入居時費用とは、賃貸物件の契約時に、家賃とは別に最初にまとめて支払うお金の総称です。引っ越しをして新しい生活を始めるにあたって、最も大きな出費となることが多いです。
この費用には、敷金、礼金、前家賃、仲介手数料、火災保険料などが含まれるのが一般的で、物件や地域によって金額は大きく異なります。
入居時費用でシニア世代が確認すべきポイント
1. 費用の内訳と総額を確認
契約前に、敷金、礼金、前家賃、仲介手数料など、何にいくら必要かを不動産会社に確認し、総額を正確に把握しましょう。
2. 「敷金・礼金なし」物件も検討
初期費用を抑えたい場合、これらの物件も選択肢になります。ただし、保証会社加入が必須だったり、退去時に別途費用が発生したりする場合があるので、最終的な費用を確認しましょう。
3. シニア向け物件の初期費用に注目
サ高住などシニア向け物件は、「入居一時金」が必要なケースや、サービス費用が初期費用に含まれる場合があります。ご自身の資金計画に合うか、内訳を細かく確認しましょう。
4. 引っ越しや新生活準備費も考慮
入居時費用だけでなく、引っ越し代や新しい家具・家電の購入費も考慮に入れ、無理のない資金計画を立てることが重要です。特に年金生活者は総額で判断しましょう。
(シニア賃貸60+編集部)