エレベーター付き物件とは、建物内にエレベーターが設置されている賃貸物件のことです。階段の上り下りが困難なシニア世代にとって、日々の移動を楽にしてくれる重要な設備です。
エレベーター付き物件の確認ポイント
1. エレベーターの場所と数
お部屋からエレベーターまでの距離が近いほど、移動の負担が少なくなります。また、エレベーターの数が多いほど、待ち時間が短縮されます。内見時に、エレベーターの位置と基数を確認しましょう。
2. エレベーターのサイズ
車椅子を利用する場合や、大きな荷物を運ぶ際には、エレベーターのサイズが重要になります。車椅子での利用を考えている場合は、介助者が同乗できる十分な広さがあるか確認しましょう。
3. 防犯対策
エレベーター内は密室になるため、防犯カメラや非常用通報装置の有無を確認しましょう。また、エレベーター内に鏡があるかどうかも、後ろからの侵入者を確認する上で重要なポイントです。
4. 維持管理体制
エレベーターは定期的な点検とメンテナンスが必要です。建築基準法に基づく定期検査済証が掲示されているか確認し、管理会社に維持管理体制について質問してみるのも良いでしょう。
5. 緊急時の対応
地震や停電などの災害時に、エレベーターが停止した場合の対応について確認しておきましょう。非常用電源の有無や、避難経路の確認も重要です。