高齢者の転倒事故の多くは家庭内で発生!今すぐできる予防策と安全対策
「最近つまずきやすい」「ふらつくことが増えた」──そんな経験はありませんか? 年齢とともに筋力やバランス感覚が低下し、家庭内での転倒が増えています。転倒は骨折や入院につながり、要介護のきっかけになることも。 安心して暮らすために、体と住まいの両面から転倒予防を始めましょう。 年齢とともに増える家庭内での転倒事故 厚生労働省の統計によると、高齢者(65歳以上)の転倒・転落による死亡者数は、交通事故による死亡者数の4倍以上にのぼります。 内閣府の「令和5年版高齢社会白書」でも、不慮の事故による死亡原因の約3分の1が「転倒・転落」であり、いかに家庭内の転倒が重大な事故につながりやすいかがわかります。…