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【定年後もイキイキ​働く①】60代・70代が働く「3つのメリット」とは?

2025.10.29

定年後の働き方に注目が集まっています。60代・70代のシニア世代の中には、収入の確保だけでなく「生きがい」や「健康維持」のために仕事を続ける方が増えています。

「定年後もイキイキ働く60代・70代のための仕事・年金・働き方ガイド(全5回)」の第1回では、シニアが働くことで得られる 3つのメリット(経済面・社会的つながり・健康維持) を、わかりやすく解説します。

「年金だけで大丈夫?」「これからの暮らしに不安がある」という方も、きっと前向きな働き方のヒントが見つかるはずです。

定年後も活躍!シニアの働き方とその3つのメリット

内閣府の調査では、シニアが働く理由が「収入」だけでなく、「知識・能力の活用」「仲間との出会い」など、人生を豊かにする目的も多いと判明しています。これは精神的な充足や自己実現を求めるシニアが増えている証拠です。

以下で、シニア世代が働くことで得られる・経済的メリット・社会的メリット・健康面のメリットを具体的に見ていきましょう。

1. 経済的なメリット

老後の生活を安定させるには、年金だけでは心もとない…と感じていませんか?

日本年金機構の発表によると、夫婦2人分の老齢基礎年金の標準額は約23万円(2024年度)。

一方、厚生労働省の家計調査(2022年)では、老後の生活費は夫婦2人で月約27万円、単身世帯で約16万円が平均とされています。

このように年金だけでは平均的な生活費をカバーしきれない場合が多く、働くことは日々の暮らしに安心と心のゆとりをもたらします。

まずは無理のない範囲から始めてみましょう。週3日、午前中に4時間だけスーパーの品出しの仕事をすると、2025年10月3日に改定された東京都の最低賃金(時給1,226円)でも月6万円程度の収入が見込めます。

この収入をプラスするだけで、夫婦で温泉旅行に出かけたり、諦めていた趣味を再開したりと、生活に大きなゆとりが生まれます。

さらに、夫婦2人でそれぞれ無理のない範囲で働けば、収入はもっと増やせます。たとえば、夫がマンションの清掃、妻が近所のコンビニで短時間勤務をすれば、2人合わせて月10万円以上の収入も夢ではありません。

お孫さんへのお小遣いを少し増やしたり、日々の食卓に少し贅沢な食材を加えたり、ささやかながら確かな喜びをもたらしてくれるでしょう。

働くことで家計に少しゆとりが生まれると、今の住まいを見直す余裕も出てきます。

たとえば、今の家賃に少しプラスするだけで、駅に近く、安全面や設備が整ったシニア向け賃貸へ住み替える こともできます。

移動がラクになり、日常生活の安心感もぐっと高まります。「働くことで得られるゆとり」を、住まいの快適さにつなげる方も増えています。

2. 社会的なメリット

退職後に人とのつながりが減る不安は大きいものです。長年仕事をしてきた方ほど、社会との接点が減ることで物足りなさを感じることもあります。孤立を防ぎ、精神的な健康を保つ上で、社会とのつながりや活躍の場は非常に重要になります。

内閣府が2022年に行った「高齢者の健康に関する調査」によると、社会参加活動や就労をしている高齢者の方が、孤立感を感じにくい傾向にあることが示唆されています。

また、社会参加を通じて人と関わることは、認知症の発症リスクを低減する可能性も報告されています。たとえば、定年後にNPOのボランティア活動をしたり、家の近くで事務補助のパートとして働いたりするのも良いでしょう。

世代の異なる人々と交流することで、新しい価値観に触れたり、自身の経験やスキルが感謝されたりする機会が増え、「まるで新しい人生が始まったようだ」と感じる人も少なくありません。

働くことは、単に収入を得るだけでなく、職場での仲間や顧客との交流を通じて、新しい人間関係を築き、社会の一員として貢献できる場を与えてくれます。多様な世代と関わり、自身の経験やスキルが感謝されることで得られる充足感は、孤立を防ぎ、心の健康をしっかりと支えてくれます。

3. 健康面のメリット

「働くこと=健康維持」につながります。適度な身体活動、規則正しい生活リズム、そして社会との交流は、心身の健康を保つ上で不可欠です。

たとえば、警備の仕事では施設内を歩いて巡回するため、無理のない運動習慣が自然と身につきます。また、コールセンターの仕事は、お客様との会話や端末操作を通じて常に脳を使い、認知機能の活性化にもつながるでしょう。

WHOの認知症予防ガイドラインや、国立長寿医療研究センターの最新研究でも推奨されている通り、人と話す機会が多い仕事や、新しい知識・スキルを習得する仕事は、認知機能の維持に良い影響をもたらすと考えられています。

仕事を通じて心身ともに活力を維持できることは、健康寿命の延伸にも寄与し、充実した日々を送るための大きな支えとなるに違いありません。

自分らしく働いて、定年後の暮らしにハリと安心を!

シニア世代が働くことには、収入の補填だけではない、さまざまな価値があります。

生活にゆとりをもたらす「経済的な安心」、人との関わりを通じた「社会的なつながり」、そして日々を元気に過ごす「心と体の健康」。どれも、定年後の暮らしをより豊かにする大切な要素です。

働き方は人それぞれ。体力や時間、得意なことや興味のある分野に合わせて、自分に無理のないスタイルを選べば、年齢に関係なく“いきいきとした毎日”は実現できます。

「もう一度、自分の力を活かしたい」

そんな思いをきっかけに、新しい一歩を踏み出してみませんか?

第2回では、年金を減らさずに働くための目安となる収入ボーダーラインについて解説します。

このシリーズの記事一覧(全5回)

◆参考文献
・内閣府「令和元年度 高齢者の経済生活に関する調査結果」「高齢社会白書」[1] ・日本年金機構「令和7年4月分からの年金額等について」[2] ・内閣府「令和4年 高齢者の健康に関する調査」[3] ・国立長寿医療研究センター 「生活範囲別に行う活動を評価する質問票」[4]

鶴田智美筆者:鶴田智美(つるたともみ)
大手求人サイトにて、転職希望者のサポート業務に携わってきました。履歴書の添削やキャリア相談を通じ、年齢やライフステージに合わせた「自分らしい働き方」の大切さを感じてきました。この経験を、記事を通じて皆様にお届けします。 

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