60歳以降も働くシニアが増加①|就労意識の変化と法改正のポイントとは?【2025年度版】
60歳を迎えると会社を定年退職し、その後は年金生活に入る――かつてはこれが一般的な働き方でした。 しかし現在では、多くの企業で定年年齢が65歳へと引き上げられ、さらに健康寿命の延びや年金受給開始年齢の引き上げもあり、60歳以降も働き続ける方が増えています。 さらに70歳以降も働きたいと考える人が全体の約半数にのぼるという調査結果もあり、シニア層の就労意識はここ数年で大きく変化してきました。 本記事では、そんな「定年後も働くシニアのリアル」を2回に分けて紹介します。 第1回(本記事)では、シニアの就労意識や働く理由の変化を中心に、定年後も働き続ける背景や70歳までの働き方の実態を解説。 第2回で…